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世間を賑わした米国レッドブル訴訟、翼の行方は?【世界面白判例集その4】

2014年10月20日

世間を賑わした米国レッドブル訴訟、翼の行方は?【世界面白判例集その4】

最近めっきり寒くなってきましたね。暖を求め始める今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんな中、またしてもこの時間がやってきてしまいました!
いつもいつも恐縮です、【世界面白判例集】のお時間です。祝4回目。世界中で巻き起こる面白判例を題材にし、皆様のご意見をお伺い出来ればと思っております。

今回は先日各Newsサイトで大きな話題となりました「レッドブル訴訟」。
昨今ではエナジードリンク業界が活況にあり、日本人の皆様にもたくさんの愛飲者がいますよね。
日本では考えられない(というか、考えられるとは思いますが、なかなか日本にはない感性というか、エッジが効いている)訴訟内容でしたが、果たして翼を授かったのは誰なのか?
ちょっと違う切り口で本件を考えてみたいと思います。

本当の意味で翼を授かったのは誰? ~カフェイン万歳。眠気も覚める爆弾判例~

早速ですが当裁判、各サイトに少々誤解が生じる表記があると思います。
Newsで伝わっていた内容を深く読まないと、「翼を授ける」というキャッチフレーズに対し、「翼は授けられなかった」という方々が訴訟を起こしているという、非常に面白いというか、コメディックな演出をしたNewsとなっており、完全に興味をそそられてしまったわけですが。
実際には皆さんご存知の通り、「翼の有無」に対する訴訟ではなく、「飲んだ人のパフォーマンスを向上し、集中力・瞬発力を高める効果がある」という表記の誇大さ、が問題となっています。

翼を授からなかった人たちに対して...

判決は、2002年1月1日以降にレッドブルを購入した人(米国在住者のみ)なら誰でもこの集団訴訟の原告団に参加し、10ドル(約1080円)の現金、もしくはレッドブルで約15ドル(約1600円分:送料負担)相当のレッドブル製品2点を受け取る資格が得られる、という内容でした。上限は1300万ドル(約14億円)のため、希望者が130万人を超えた場合は1人当たりの金額は減ることになるとのことでした。
結果的に、飲んだ方々に翼を授けられなかったのですが、10ドルを授ける結果になったわけですね。

賠償金額14億円も大きな話題に、これって本当は...

この問題はアメリカ国内のみならず、日本でも大きな話題となりました。
多数のwebメディアでコメディックに扱われたこともあり、ニュースとはいえ改めて「レッドブル」という単語の認知が広まる形となったことでしょう。
全米でも知れ渡り、日本でもトップニュース。
勿論他外国でも一つの話題にはなるとして...、賠償金は14億円。
さて、その広告効果のなんたるや。
予想以上の翼を授かったのは、ひょっとしたら訴えられたレッドブル側だったりして...。
真相は如何に(笑)

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(文/チーフキャリアアドバイザー 石川卓見)

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