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リーガルトピックス

弁護士の転職 面接で押さえておくべき3つのポイント

2016年08月29日

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キャリアカウンセリング等にいらっしゃった弁護士の方に良く聞かれる質問の一つとして、「面接でおさえておくべきポイントはどのようなものでしょうか。」というものがございます。
面接はあくまで対話であり、企業や法律事務所によって見ているポイントや求めるものは違うので一概には言えないものの、ある程度共通するポイントがあるのも事実ではあります。
そこで今回のリーガルトピックスでは、「弁護士の転職 面接で押さえておくべき3つのポイント」というテーマで、面接対策をする上で重要なポイントをまとめてみました。

ポイント1:志望動機

これは弁護士の方に限らず、転職する方に共通するポイントではありますが、志望動機については、
1. その方の転職で目指したいことと採用側が目指している方向性があっているのか(すぐ辞めないか)
2. 予め企業研究をしてきているのか(本気度は高いのか)
3. 候補者の経験が、どのように入社後に活かすことができると考えているのか(入社後活躍できるのか)

といった採用側が知りたいことをまとめて聞くことができる質問のため、採用側が一番重視をしており、直接的な質問がなかったとしても会話の中で必ず見るポイントになります。
志望動機をお話しすることを苦手とされる方も多く、一つ志望動機を作り、それを使いまわしたいという方も多いのですが、採用者側が知りたいことを考えると、ベースは同じで良いものの、上記3点についてはHPや求人票、その他の情報から企業側が求めている人物像がどのような人物であり、そのポイントと自身の経験や転職理由、キャリアプランをリンクさせて、短い時間で論理的に伝える必要があるということが分かると思います。

逆に言えば、上記3点に対するご自身の考えがしっかりと採用側の考えと合っていれば、多少現在のご経験が先方のニーズよりも少なかったとしても高い評価を得られる可能性が高くなるため、最重要ポイントになるのではないかと思います。

ポイント2:第一印象

一般的に良く言われることですが、人の印象は第一印象でほとんどが決まる、と言われております。特に面接という短い時間で採用を判断しなければならない採用者側に対して、良い印象を持ってもらえるように自分を見せることも重要なポイントになります。
良い印象を持ってもらうためのポイントとしては、見た目と話し方に分けることができるかと思います。

見た目については、清潔感のある服装、髪型、におい対策(汗やたばこ)といった面はもちろんですが、採用者側が今回の採用でお任せしたいことがどのようなことなのかをしっかり把握し、それに合わせた見せ方をすることも効果的です。具体的には今回の採用がある程度責任があるポジションなのであれば、礼節はしっかりしつつも余裕があり、この人になら重要な仕事を任せられそうだ、という印象を与えることが好印象になるでしょう。逆に、若手のポテンシャルの方の採用なのであれば、笑顔と元気を心がけ、謙虚な姿勢があるような印象を持っていただけるよう立ち振る舞うことで「この人は部下として共に働きやすそうだ」という印象を持っていただくことが好印象につながるかと思います。

話し方については、一般的に言われるように相手の目を見て話すこと、ボソボソと自信がなさそうに話すのではなく快活に話す、といったポイントについてはもちろんですが、弁護士の方々に期待されるポイントとして、論理的に話すことができるかどうかという点も重要になるかと思います。あらかじめ自身の経歴を整理し、相手が求めるポイントを押さえて話ができるようご準備いただくとよろしいかと思います。
面接だからといって気張りすぎず、初めてお会いするお客様との打ち合わせをイメージして臨んでいただくと緊張しすぎず、適切な対応ができるポイントになります。

ポイント3:質問事項

最後のポイントとしては、面接時の質問事項です。
こちらはよく転職活動のマニュアル等でも「ここで何も聞かないと興味がないと見られてしまうため、なにかしらご質問をしましょう」といったことが書かれておりますが、「質問事項」が重要な理由としてなにより挙げさせていただきたいのは、入社後のミスマッチを減らすために非常に重要なポイントになるということです。
一概に、企業法務に強い法律事務所といった場合でも、パートナー制度があるのか、またパートナー弁護士になった場合の経費負担はあるのかといった内容や、仕事の進め方やフローはどうなっているのか、クライアントはどのように獲得しており、どういった年商規模のクライアントからどういった依頼をいただくことが多いのか、といった点を聞いていただけると良いかと思います。そうすることで、ご自身が目指したいキャリアを積むことができるのかどうか、長期的に就業ができる環境なのかといったことが分かり、「入社した後で思っていたのと違った」といったことを避けることができる可能性が高まります。(上記の興味の有無については本気で働こうと思っているのであれば、実際にどうやって仕事を進めているのか気になるはずであろう、というのが採用者側の論理でもあります。)
また、条件面については非常に重要な事項ではございますが、最初に条件面を聞いてしまうと、万が一条件面が何かしらの事情で一時的に悪くなってしまった場合に、すぐ辞めてしまうのではという懸念を抱かれる可能性が高くなります。そのため、働き方や給与といった条件面についてはエージェント等の仲介者を通して聞いていただくか、内定をいただいたタイミングまたは条件面の詰めの話になった際にお話しいただくことをお勧めしております。

まとめ

上記の3点のポイントをしっかり押さえて面接に臨んでいただくだけでも、選考通過率は大分上がるのではないかと思います。面接にあたっては、いきなり本番に臨むのではなく、上記のポイントを中心にご準備をされた上で面接に臨んでいただければと思います。
その他求人ごとの具体的なご相談につきましては、転職エージェントをご利用いただけますと、案件ごとのポイントについてより詳しくアドバイスをもらえることも多い為、上手くエージェントを使いながら有利な転職活動をしていただければと思います。

【関連ページ】
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質問のコツは? 弁護士の転職FAQ ~面接編1~
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(文/シニアコンサルタント 児嶋憲太)

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