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リーガルトピックス

本気で実力をつけたい弁護士は、あえてブティック系ファームに転職している!?

2017年01月06日

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≪目次≫

引き続き高止まりを続ける大手法律事務所の選考ハードル
ブティック系法律事務所が、大手法律事務所を検討していたキャリア志向の弁護士に人気上昇中?
ブティック系法律事務所がトレンドに?!

 

景況感が上向く中で、転職市場は求職者優位の売手市場が続いています。
弁護士を取り巻く雇用状況も好転してきており、数年前と比較するとキャリアアップやスキルアップ、年収アップなどの積極的な目的での転職活動が増えている印象を受けます。その中で、本気で中長期的な目線で、実力をつけたいキャリア志向の弁護士の転職先としてブティック系ファームの人気が高まっています。
今回は、大手法律事務所と比較しながら、ブティック系ファームについてご紹介します。

引き続き高止まりを続ける大手法律事務所の選考ハードル

 図1.png

 

五大法律事務所をはじめとする大手法律事務所は、キャリアアップやスキルアップを図りたいと考えるキャリア志向の弁護士の方であれば、一度は目指したことがあるのではないでしょうか。
士業の転職市場は全体的に売り手市場と言われるものの、引き続きここのハードルは高止まりしているようです。新卒でも多くの優秀な弁護士を採用しますので、中途採用となると学歴や司法試験の合格順位等はもとより、書類選考段階において経験や英語力などのスキル面を厳しく検討される傾向にあります。

高い選考ハードルを越える事が出来れば、大きなクライアントの対応が出来る機会や、教育体制が整っている等の安心感があり、収入面も平均的に高い傾向がある事務所に勤務できます。しかし、組織が大きい分、希望通りの業務を経験できないケースや個人受任ができないなど、組織の方針に影響を受けやすい環境のため、必ずしも希望した通りのキャリア形成が出来るわけではありませんので、その点を理解しておく必要があります。

ブティック系法律事務所が、大手法律事務所を検討していたキャリア志向の弁護士に人気上昇中?

 

図2.png

 上述の通り、大手法律事務所は選考ハードルが高く、仮に時間をかけて他の事務所で経験を積んだとしても、必ずしも選考通過が出来るとは限らない状況があります。そんな中、キャリア志向の弁護士の方から注目を集めているのが、ブティック系法律事務所です。
ブティック系の法律事務所とは、金融法務・知的財産・倒産等といった企業法務の中でも特定の分野に特化した専門性の強い法律事務所です。大手法律事務所から独立した所長が立ち上げた事務所も多く、業務の質の高さは大手法律事務所に引けを取らない場合も多くあります。

また、ブティック系法律事務所に転職をするもう一つの理由は、大手法律事務所と比較すると選考ハードルが低い傾向にあることです。法律事務所でのご経験がないインハウスローヤーの方や、企業法務のご経験が必ずしも豊富でない方でも採用に至るケースが見受けられます。また、特定の領域での経験値を高めることが出来るため、ご自身の求めるキャリアに合わせて経験を積みやすい環境があります。

いくつか転職成功事例をご紹介します。

 

 

転職事例1

 

転職事例2

 

民事系の経験がメインのキャリアから、国際案件の経験をするためブティック系事務所へ転職

 

インハウスのみの経験から、不動産に強いブティック系法律事務所へ転職

 

 

■個人法律事務所⇒ブティック系法律事務所

■年収 700万円⇒600万円

■海外留学を経て国際案件に携わりたいとのことで、国際案件に強みを持つブティック系法律事務所に転職。

 

 

■インハウス⇒ブティック系法律事務所

■年収 600万円⇒650万円

■インハウスのみの経験であったが、若さと英語力を評価され、前職で馴染みのある不動産に強いブティック系法律事務所に転職。

 

 

ブティック系法律事務所がトレンドに?!

上述した転職事例を見て分かるように、ブティック系法律事務所に転職することによって、年収が下がるケースも見受けられます。設立したての事務所で業務量の見通しが不安定な場合や、業績に応じた評価の割合が高い事務所の場合に、このようなケースも見受けられるようです。しかし、長い目でキャリアを考えた際に、ブティック系で身に着けられる専門的な経験を糧に、やりたい仕事で収入を高めていくことが出来るのではないでしょうか。

近年は、弊社取引先の中でも、ブティック系法律事務所は増加傾向にあり、積極的な中途採用のご依頼が増えています。キャリア志向の弁護士の方で、ブティック系法律事務所を検討したことない方は、一度、ご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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(リクルーティング・アドバイザー 谷田部 一水)

 



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