シリーズ連載 企業法務の転職市場からみる、転職すべき時期とは?   第2回「企業法務への転職成功事例」編

シリーズ連載 企業法務の転職市場からみる、転職すべき時期とは?   第2回「企業法務への転職成功事例」編

2012/04/23

リーガルトピックスでは、前回より「シリーズ連載 企業法務の転職市場からみる、転職すべき時期とは?」をお伝えしています。前回の記事では、転職すべき時期についての概要をお伝えしましたが、第2回目は、具体的な転職成功事例を通して、転職すべき時期の重要性についてお伝えしたいと思います。 


中小企業から大手企業の国際法務担当に転職できた採用成功事例
当社にキャリアカウンセリングにいらしたAさん(34歳・男性)は、中小規模のメーカーB社(従業員数百名・資本金数億円・非上場企業)に勤務されていました。法務の実務経験が5年ほどで高い英語力をもつAさんは、これまで国際法務の経験はありませんでしたが、今後のキャリアとして英語力を活かして国際法務に関われる職場を探されていました。
キャリアアドバイザーの本音としては、現在の会社の規模感や、国際法務の経験がないことから、Aさんが希望する国際法務の仕事ができるグローバルメーカーへの転職は難航すると感じていました。

しかし、カウンセリングからわずか2か月後、Aさんは、グローバルメーカーの大手企業であるC社(従業員1万名以上・資本金数百億円・一部上場企業)の国際法務担当として無事に転職先が決まりました。


転職活動が成功した理由とは?
本来であれば、Aさんのように中小企業から大手企業へ転職できるケースは、それほど多くありません。それが未経験の業務ということであればなおさらです。転職をされる方の多くは、大手企業→大手企業、大手企業→中小企業、中小企業→中小企業、というのが、通常の転職の流れと考えられているからです。
しかし、Aさんは希望していた大手企業C社の国際法務担当に転職することができました。
Aさんはいったいなぜ、現職よりも大きな規模の企業へ転職することができたのでしょうか?
それには、以下の3点の理由が考えられます。

理由1:国際法務に耐えうる高い英語力
理由2:法務としての基本的スキルを持っていたこと
理由3:法務の転職市場における需給バランスが、求職者有利に働く経験年数(および年齢層)での転職であったこと

理由1、2についてはスキル面ですが、今回ポイントとなった理由3については、転職活動の時期の問題です。多くの方は転職活動の際に、理由1、2に意識が行きがちですが、理由3を満たしていなければ、Aさんは希望していた通りの転職の実現までにもっと時間がかかったのではないかと感じます。(あるいは実現できなかったかもしれません)


今回の転職成功例をみてもお分かりのように、法務の転職において「時期」というのは非常に重要な要素です。できるだけ早い段階で、数年後を意識したご自身の将来的な法務のキャリアプランを検討し、その上でご自分のスキルアップと転職活動を行う時期を吟味して取り組んでいただければ幸いです。


第3回では、転職時期を逃してしてしまい転職活動に苦労された方の例を通して、転職失敗しないためのポイントについてお伝えしたいと思います。

第3回「企業法務への転職失敗事例」編
第1回「企業法務の転職は35歳までに。」編
第1回目は、転職に有利な「時期」について記載しております。


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(文/キャリアアドバイザー)

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