弁護士の転職FAQ ~情報収集編4~

弁護士の転職FAQ ~情報収集編4~

2016/08/23

20160823topics.jpg

弁護士として転職を考える際、英語が使えると有利でしょうか?

こちらの質問に関しては、企業内弁護士(インハウス)を目指すのか、あるいは法律事務所への入所を目指すのかによっても変わってきますし、さらに法律事務所でも企業法務やファイナンスなどの領域なのか、一般民事なのかで大分変わってくるため、一概には何とも言えない質問になります。
そこで、まずは弊社にご依頼いただいているリーガル系求人のうち、英語力が求められる求人の割合を調べてみました。
※英語力を必要とする求人の割合...英語力が必須、あれば歓迎、英語力不問の3つに分類


■全体(必須:歓迎:不問=42%:30%:28%)
20160823 1.png



■インハウス求人(必須:歓迎:不問=55%:26%:19%)
20160823 2.png



■法律事務所求人(必須:歓迎:不問=25%:39%:36%)
20160823 3.png


全体でみると72%(うち必須42%)、インハウスでは81%(うち必須55%)、法律事務所では64%(うち必須25%)という結果でした。こちらを見ると、意外と英語力が求められている求人が少ないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
次に、対象を500名以上の事業会社、100名以上の法律事務所・弁護士法人に絞ってみるとその割合はそれぞれ84%(うち必須66%)、73%(うち必須46%)と、必須としている求人を中心に英語力を求める求人数の比率が増えました。


■インハウス求人(大手)(必須:歓迎:不問=66%:17%:17%)
20160823 4.png
■法律事務所求人(大手)(必須:歓迎:不問=46%:27%:27%)
20160823 5.png


こちらを見ていただくと非常にわかりやすいかと思いますが、大規模な事業会社や法律事務所は英語力を求める傾向が強く、ブティック系ローファームを含む小規模な法律事務所や事業会社では、英語力がなくともあまり問題ないケースも多々ありますので、ご自身の築いていきたいキャリアの方向性とご自身の現在の実力を総合的に勘案し、キャリアプランを見据えて英語を勉強すべきかを考えていただくとよろしいかと思います。


英語力を求められる場合、どの程度のTOEICスコアが必要になるのでしょうか?

まずは、弊社の登録者(弁護士)の方々のTOEICスコア分布をグラフ化した下記をご覧ください。  20160823-6.png

こちらを見ると、800~850点の方が18%と最も多く、次に900~950点の方が16%と英語力ができる弁護士の方については800点以上の方のボリュームが多いことがわかるかと思います。これに対し、求人側の目線を調べてみますと、英語力必須としている求人ではTOEICスコア750点以上が最低ラインとなっていることが多く、インハウス・法律事務所共に800点以上が評価対象となる傾向がございます。また、渉外系の法律事務所や外資系の法律事務所ですと、900点代後半または実務において読み・書き・会話いずれにおいても英語を使用していた経験が求められることが多い傾向がございます。

自身のキャリアを見つめるうえで現在の自身の英語力について把握していただき、求めるキャリアに向かい適切な努力をしていただくことが理想のキャリアを掴むための最短ルートとなるかと思います。
本記事が、そのための参考になりましたら幸いでございます。

【関連ページ】
求人への応募について 弁護士の転職FAQ ~情報収集編1~
内定から半年後の入社はアリ? 弁護士の転職FAQ ~情報収集編2~
法務の求人の多い時期は? 弁護士の転職FAQ ~情報収集編3~

【この記事を読んだ方におすすめのコンテンツ】
◆≪リーガル領域の転職はプロにおまかせ!≫無料転職サポートサービスとは?
◆≪まずは気軽に話を聞いてみたい、そんな方へ≫無料転職相談会・無料転職セミナーはこちら


(文/シニアコンサルタント)

会員登録がまだの方

転職者と求人側の現状や希望をコンサルタントが常に分析。
適職とのマッチングを第一に考え、
マンツーマンで質の高い求人情報をご提供します。

求人をお探しの方

法務・弁護士・弁理士等、法律領域トップクラスの転職サポート実績。企業法務や法律事務所、特許事務所の求人情報が豊富に掲載されています。

登録はお済みですか?

転職者と求人側の現状や希望をコンサルタントが常に分析。適職とのマッチングを第一に考え、マンツーマンで質の高い求人情報をご提供します。