企業法務の転職活動アドバイス ~選考の際に抑えておくべきポイント~

企業法務の転職活動アドバイス ~選考の際に抑えておくべきポイント~

2014/02/05

企業法務の転職 応募書類の準備

転職活動の際に、必要な書類に履歴書と職務経歴書があります。応募書類を作成する段階で、転職活動の成否が決まると言っても過言ではないので、しっかりと準備をすることをお勧めいたします。
まずは応募書類を準備する際に気を付けるべき2つのポイントをお伝えします。

【履歴書】
履歴書は書式が決まっているため、なかなか人との違いを出しづらい書類ですが、応募先に良い印象を持ってもらうために写真は写りの良いものを使用しましょう。
また、資格についてもできるだけ記入するようにしましょう。特に語学力は忘れずに記入したいところ、TOEICは点数だけでなく取得年月も記入すると良いでしょう。

【職務経歴書】
職務経歴書は法務部門の方だけが見るわけではなく、人事の採用窓口の方もにも見られます。そのことを意識し、見やすくわかりやすい内容を心がけましょう。
これまでの経験を記載する際は、応募先企業(ポジション)に合うと思われる経験や、自分のアピールしたい内容ほど上に表記するのが良いでしょう。対応した法令や契約の種類等、具体的な内容についてもある程度記入したうえで、見やすさを損なわないよう工夫をすると良いでしょう。

企業法務の転職 面接の準備

書類選考を通過したら次は面接の準備です。面接の準備の段階でも、転職を成功させるためにできることはたくさんあります。その中でも一般的だと思われる3つのポイントについてお伝えいたします。

【企業研究は抜かりなく】
まず、採用面接において、何より重要なことは応募先企業を知ることです。企業研究の一番の情報源は企業HPです。事業内容や取引先一覧、代表のコメント等、面接の準備に必要な情報ばかりですので必ず確認することをお勧めします。また、上場企業の場合は有価証券報告書も開示されていますので、各事業がどのような業績で、今後はどのように事業展開していく方針なのかがわかるので、こちらもチェックしたいところです。
また、できれば応募先企業だけの情報ではなく、競合他社の状況や業界全体の中での企業の位置づけなども理解しておくと、面接での会話の幅が広がります。特に独自の法律が関わってくる金融、製薬、通信などの業種についてはその重要性は高いと思います。

【転職理由の準備】
法務に限らず、転職する理由については相手にネガティブに伝わりやすいものです。面接の場では面接官にネガティブな印象を与えることが無いよう、表現には配慮が必要です。
転職理由をポジティブに伝えるための手段として、今後のキャリアビジョン(こうなりたいという想い)を伝えることが多いですが、その際の注意点として自分の都合ばかりが伝わらないように気を付けなければなりません。その会社(ポジション)での「法務のミッション」と、「自分ができる事」「なりたい自分」という要素がうまくつながるように、面接の準備を進めると良いでしょう。

【志望動機の準備】
最後に志望動機の準備です。「どうして当社を希望するのですか?」という質問は、面接時に必ずと言ってよいほど聞かれる質問なので、準備をしないわけにはいきません。でも業界・企業研究をしっかり準備した方は、すでに志望動機も見えてきているのではないでしょうか?
ただし、ぼんやりと見えているだけの志望動機では、面接の際に相手には伝わりません。自分の中の気持ちをはっきりとアウトプットできるようにするための作業として、応募先企業のサービスや商品・会社の特徴などから自分が好きなところ(あるいは興味を持っているところ)を3つ挙げてみてください。そうすることで、自分の中のぼんやりしたものが徐々にはっきりしてくることでしょう。

企業法務の転職 面接当日について

最後に面接当日についてです。意外と見落としがちな基本的なことも含めて、面接当日のポイントをお伝えします。

【身だしなみ】
基本的なのに意外と見落としがちな点として、身だしなみのチェックがあります。面接では初対面の方とお話しするため、見た目の第一印象も大きく影響します。シャツやスーツなどの衣服はもちろん、男性であれば髪型や髭、女性であればメイクの仕方など、清潔感のある見え方を意識すると良いでしょう。

【準備した回答では見抜かれる】
面接の場では基本的なことから意外なことまで、幅広い質問を受ける事でしょう。ここまで準備をしてきた方ならある程度の準備はできていると思いますが、付け焼刃の準備だけをしていても、歴戦の面接官には見抜かれてしまいます。
そうならないためにも、想定した質問の回答に対し「自分がなぜそう考えたのか?」と自問自答し、回答を深堀りして深みを持たせるようにしましょう。そうすることで、一つの質問に対しての面接官とのやり取りは、円滑に進むようになるはずです。

【緊張を良い緊張に】
準備を万全にしたらあとは本番です。しかし、面接に慣れていないと準備したことが発揮できずに、不本意な結果に終わってしまうことも・・・。「緊張さえしていなければうまくいったのに」、とならないためにも少しでも緊張を和らげる準備をしましょう。そのために面接に慣れることが重要です。場馴れするためにも第一志望の企業の面接の前に、複数社に応募し面接に慣れておくと良いでしょう。それが難しい場合は、転職エージェントなどを活用し、模擬面接をお願いする方法もあります。

 

今回は法務の転職の際に気を付けるべきポイントについてお伝えいたしましたが、上記はあくまでも一例です。ご自身の状況や、応募先企業の特徴によっても対策は異なります。より万全な準備をされたい方については、身近にいる転職経験者や、転職のプロである転職エージェントに相談しても良いかもしれません。

上記を参考にしっかりとした準備をして、あなたの転職活動をぜひ成功させて下さい。

(文/キャリアアドバイザー)

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