トップ>リーガルトピックス>2018年>弁護士が転職を考えるきっかけとは?

リーガルトピックス

弁護士が転職を考えるきっかけとは?

2018年10月23日

弁護士が転職を考えるきっかけとは?

勤務弁護士の中には、現在の職場に不満や物足りなさをきっかけに、転職を考える人もいます。弁護士という専門スキルがあっても、新天地に移るのは相当な勇気が必要です。具体的にはどのようなきっかけで転職をしようと思い立つのでしょうか。

■多くの弁護士が転職を考えるきっかけとは?

法律事務所にアソシエイトなどとして所属し、働いている弁護士の中には、転職をしたいと考えている方も少なくありません。

転職を考えるきっかけには、ポジティブな理由とネガティブな理由が考えられます。ほとんどの場合は、双方の理由が心の中で混在しているでしょう。

ポジティブな理由で転職したいと思うきっかけは、今の職場には不満がないけれども、弁護士としての経験やスキルを活かして、もっと別の領域でチャレンジしたいと望む場合がありえます。一般的な法律事務所から、法テラスなどが運営する公設事務所に転職して、社会貢献の実感を得たいと考える弁護士も増えています。

また、近年になって注目されている組織内弁護士(インハウスローヤー)として、一般企業の法務部だけでなく、NPOなどの公益的法人、あるいは地方自治体などに所属して活動することもありえます。

あるいは、4大法律事務所や専門性の高いブティック型事務所に転職して、専門性を武器にバリバリ働いて高収入を得たいと考える弁護士もいます。

一方、ネガティブな理由から転職したいと思うきっかけは、下記などです。
・業務内容のわりに給料が安すぎる
・忙しすぎてプライベートの時間が取れない
・今の業務ジャンルに適性が感じられない
などをきっかけに転職を考える方が多いです。

また、ボス弁や先輩弁護士、スタッフとの人間関係がうまくいかず、事務所の雰囲気に溶け込めないことをきっかけに考える方もいます。ただその場合、人間関係がうまくいかない原因が、事務所と自分自身のどちらにあるのかを、客観的に検証しなければなりません。責任を自分以外に押しつけたいのも人情ですが、自分自身に原因があるのに放置したまま転職しても、また同じ居心地の悪さを感じる可能性があります。

信頼できる友人に話すなどして、本当に自分自身に原因がないのかを確認し、直すべきところがあれば直す努力をしてみましょう。

一般法律事務所からインハウスに転職

一般法律事務所からインハウスに転職

法律事務所の勤務弁護士から組織内弁護士へと職替えをしたいと考える人も増えています。

法律事務所に勤務していると、さまざまなクライアントから多種多様なトラブル解決の依頼が舞い込みます。そのぶん、いろんな法務ジャンルの経験を積むことができます。しかし、案件に当事者として関与するのでなく、あくまで第三者的な代理人やアドバイザーとしての参画になります。

その点、インハウスローヤーであれば、その所属組織の視点で法律問題を考えることになりますので、当事者として対峙して取り組むことができます。
また、法律事務所に勤務するよりも、関係部署・関係社員と一致団結して取り組むことができる特徴もあります。

弁護士は、独立開業して事務所を開設し、一国一城の主になれるほど、高い業務裁量が認められている自由業者です。しかし近年では、弁護士人口が急増して、クライアント獲得競争も熾烈になり、報酬の「安売り競争」も一部で起きています。

そこで、自由業としての弁護士資格の側面に価値を見いださず、あえて会社勤めを選ぶ弁護士が増えてきているのです。

クライアントの抱えているトラブルに一定の距離を置いて、客観的な立場で接し、裁量権の高い一匹狼的な働き方があまり向いていないと感じられる弁護士は、インハウスローヤーを目指すのも、ひとつの有効なキャリア選択です。

待遇面は、大企業の法務部などに勤務するのであれば、法律事務所よりも安定しており、福利厚生が充実している場合も多いでしょう。

インハウスローヤーから一般法律事務所に転職

逆に、インハウスローヤーから法律事務所の勤務弁護士に転職する人もいます。インハウスですと、前述の通りチームワークが重視されますので、自分の裁量で業務プランを立てて遂行していく余地が狭まってしまいます。また、日常業務の中にルーチンワークも増えてくるでしょう。その点に、弁護士として物足りなさを感じる方もいるようです。

インハウスローヤーを続けていくうちに、離婚や借金、交通事故、刑事事件など、個人からの相談案件から離れていきます。また、集団訴訟や国家賠償の案件など、社会的意義の高い案件からも、しばらく距離を置くことになるでしょう。弁護士だからこそできる仕事をしたいと思い立ったときは、インハウスローヤーから一般事務所への転職を考えるきっかけの1つです。

待遇については、大企業から一般事務所への転職の場合、福利厚生の充実度でやや低下することがあります。しかし、大手の法律事務所であれば、1年目から年収1000万円が保証されることもありますので、給与アップに繋がる可能性が高いです。

まとめ

弁護士が転職を考えるきっかけは、さまざまありますし、高い裁量が与えられてこそ実力を発揮する人もいれば、組織の中に溶け込んでチームワークで進めることに抵抗がない人もいます。大切なのは、自分自身の感情に正直になって職場・職種を選ぶことだと考えます。


【この記事を読んだ方におすすめのサービス】
◆≪リーガル領域の転職はプロにおまかせ!≫無料転職サポートサービスとは?
◆≪まずは気軽に話を聞いてみたい、そんな方へ≫無料転職相談会・無料転職セミナーはこちら
◆≪期間限定プレゼント有≫転職やリーガル業界のお役立ちトピックスをキャリアアドバイザーが毎週ご紹介!メルマガ登録はこちら


次の記事弁護士が社会保険労務士の資格を取得するメリットとは

前の記事弁護士キャリアを考える~大手法律事務所と個人法律事務所の比較~

リーガルトピックス一覧へ

年収診断

求人をお探しの方

企業法務や法律事務所、特許事務所の求人情報が豊富に掲載されています。

求人情報

登録はお済みですか?

転職者と求人側の現状や希望をコンサルタントが常に分析。適職とのマッチングを第一に考え、マンツーマンで質の高い求人情報をご提供します。

新規会員登録

法律知識と経験が活かせる
7つのビジネスフィールド

法務・弁護士に特化した
職務経歴書の書き方をご紹介

会員登録がまだの方
新規会員登録
会員登録がお済みの方
ログイン
年収診断


法科大学院修了生向け

↑ページの先頭へ