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弁護士に多い転職理由とは

2019年02月05日

弁護士に多い転職理由とは

弁護士といえば、法律実務家として最高峰の国家資格のひとつとして知られています。周囲から「先生」と呼ばれて、一定の尊重や敬意を得られるでしょう。ただ、その職場環境に満足しているとは限りません。この記事では、弁護士が転職を考えるとき、その理由について検討しています。

どんな転職理由が多いのか

転職理由には、大きく分けて、現状から逃れたいと願う「ネガティブ型」と、自分自身のスキルアップや可能性に賭けている「ポジティブ型」の2つの方向性があるといえます。

ネガティブ型の転職理由には、「給与・報酬が安い」「職場の人間関係に耐えられない」「仕事内容に納得いっていない」「忙しすぎてプライベート時間を確保できない」といったものが考えられます。

いずれの理由も、弁護士だからといって特有のものではなく、他の資格者、ひいては一般の社会人にも共通する転職理由といえます。

ネガティブな転職理由

ただし、ネガティブ型の転職の場合、職場を移ったからといって問題が解消されるとは限りません。前の職場に不満を持っていても、その不満は職場のせいではなく、自分自身の中にあることも多いからです。

たとえば、職場の人間関係の悩みを理由に転職しても、自分自身に身勝手なところや人付き合いの悪いところがあり、それに気づかず改善しなければ、また同じ悩みを抱えてしまいかねません。

また、転職先の事前リサーチ不足により、元の職場と条件が変わらない、ひどいときにはさらに悪化している条件の職場に移ってしまうことがあります。求人情報に書かれている労働条件と実態が少なからず異なる場合もあります。事前問い合わせや面接の場などで、「給与の手取りはいくらなのか」「どんな繁忙期でも残業は本当に少ないのか」と、直接確認しておくことが重要です。

ポジティブな転職動機とは

一方で、ポジティブ型の転職では、「過去の経験を活かしつつ、別分野に移りたい」「自分に対する待遇をさらに高めていきたい」「弁護士という資格の新たな可能性を試したい」というふうに、過去や現在のキャリアを肯定したまま、次のステージを目指すことになります。

この場合も、確実な事前リサーチを怠っていると、転職先で「話が違う」と落胆し、ネガティブに再転職を検討することにもなりかねません。

評価される転職理由とは

評価される転職理由とは

面接などでのアピールは、やはりポジティブ型の転職理由のほうが未来志向であり、面接担当者に与える印象は良好となります。

ただし、いくらポジティブ型の転職理由とはいえ、「自己成長」とか「いろんな世界を観たい」といった自分中心の視点からに終始していれば、弁護士として物足りない印象も与えかねません。

もっと、他者の悩みに寄り添ったり、クライアント企業の収益に貢献したり、世の中に好影響を与えたりするビジョンやミッションを掲げたりして、「法律家らしさ」や「頼りがい」を全面に押し出すようなアピールの方向性を模索してみるといいでしょう。

語学力や国際感覚の高さを感じさせるような自己紹介を行えると、転職先の選択肢や可能性がより広がっていくでしょう。

どんな理由であれ、ポジティブに考え、面接で表現していきましょう

もし、転職のきっかけが、仮に「現実逃避」なのだとしても、転職先では前を向いて進むしかありません。一時的には「逃げを打った」のかもしれませんが、それすらも現実を変革させようとする営みなのですから、誇りを持ってポジティブにアピールすべきです。

ネガティブ型の転職理由を正直に伝える必要はありませんが、たとえ本音を隠していても、「現状から逃れたい」という焦りや辛苦は、言葉の端々から面接担当者に伝わってしまうこともあるのです。

ここは、ネガティブ型の理由をポジティブに組み替え、「自分は現状に満足している」と言い聞かせて自己肯定するマインドセットが決め手になるかもしれません。

「忙しいのが嫌だ」とネガティブに捉えず、「もっと家族と過ごしたい」と肯定的にシフトすると、焦燥感や卑屈な印象は自然と取れていくものです。

ある法律事務所内での人間関係に悩んで、別の法律事務所へ移ろうとするのも結構です。それでも、いっそのこと、同じ業界ではなく「企業内弁護士(インハウスローヤー)」や「ベンチャー企業のCLO(最高法務責任者)」など、別の分野に移るチャレンジをすれば、「人間関係の悩みゆえに転職する」という潜在意識を払拭しやすいです。「新たな可能性への挑戦」という前向きさが、ネガティブな理由を薄めてくれる可能性もあるのです。

まとめ

かつては相談者を待っていれば仕事が舞い込む殿様商売だった感もある弁護士ですが、現在では資格があるだけでは安泰とは言えない状況となっています。弁護士人口が増加し、法律リサーチなどの単純作業がAIに置き換えられる将来には、ますます資格にあぐらをかかない姿勢が求められるでしょう。納得のいく職場に辿り着くまで、キャリアアップのための転職を試みるのも有意義です。以上の記事の記載をご参考に、ご自分なりの転職理由を練ってみましょう。

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