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弁護士の転職に適した時期とは

2019年03月12日

弁護士の転職に適した時期とは

弁護士はキャリアアップの目的や特定の法務ジャンルを極める目的などで転職をすることがあります。また、法律事務所から組織内弁護士に転職したり、その逆に企業から法律事務所へ戻ったりすることもあるのです。しかし、様々な利害関係者が絡む仕事ですから、引き継ぎなども慎重に行う必要があります。弁護士の転職時期について検証します。

転職時期は、いつ頃が良いのか?

弁護士の転職時期を「シーズン(季節)」という視点でいえば、基本的に求人が特別に増減する時期があるわけではありません。特にすでにキャリアを重ねている弁護士については、各法律事務所などが案件の増加や欠員の補充などを理由に求人を出しており、通年で採用している例が大半です。

未経験の弁護士志望者(司法修習生)については、秋から冬ごろにかけて求人や採用が増える傾向にありますが、やはり求人そのものは通年で行われていますので、司法修習と並行して就職活動を行うことが大切です。

その一方、弁護士の転職時期を、準備に要する「タイミング(期間)」という視点で検討すると、転職予定の時期から、3~4カ月前ぐらいから準備を進める必要があるとされます。人間関係のしがらみが多い仕事であることにより、思い立ったときにそれほど自由に職場を離れるわけにはいかないからです。

離れる職場での引き継ぎ作業や挨拶など、最低限の手続きをいい加減にしていると、その噂はたちまち業界内で知れ渡ることになり、その後の業務に支障を来しかねません。弁護士の国内人口は増えているとはいえ、法曹界も決して広い世界ではありません。まさに「立つ鳥、跡を濁さず」のことわざにもあるとおり、拙速な引き継ぎは、クライアントなどにも多大な迷惑がかかりますし、弁護士キャリアにおいて自分自身の首も絞めかねないのです。

企業法務or法律事務所によって適した時期が違うのか

組織内弁護士として企業法務に携わるための転職か、あるいは別の法律事務所でキャリアアップを図るための転職かで、適した時期が大きく異なるわけではありません。

いずれにしても、できるだけ早い段階から、転職活動を行うに超したことはありません。

  • 転職のための求人を含む情報収集
  • 内定を得るための転職活動
  • 今の職場での引き継ぎ活動

この3段階を適切に踏んでいくためにも、焦らず丁寧に準備を進めていく必要があります。

転職に適した時期に活動するためにいつから準備を開始すれば良いのか

弁護士としての転職活動は、標準的には3~4カ月前から準備を進めていき、現在の職場とそれに関連する関係各所に迷惑がかからないように配慮しなければなりません。

法律事務所から一般企業の組織内弁護士を目指すなど、新天地への転職を希望するときには、さらに1~2カ月ほど活動期間を拡張し、ゆとりと確実性を確保した転職活動を進めるようにしましょう。

現在の職場での引き継ぎと、転職活動の、いずれを先に行うかが問題となります。一般的には仕事と並行しながら転職活動を行いますので、内定が出て転職先が決まった後に、職場での引き継ぎや、退職に向けての挨拶などを実施します。

弁護士にとっては、たとえ現在の職場に不満を感じていたり、あまりに多忙で転職活動に割くための時間が取れないと感じていても、後先を考えずに感情的に辞めるのは決して得策ではありません。また、今の職場を辞めてから転職活動を行うのは、収入源を断った状態が続くため、なかなか内定が出ない場合、精神衛生的にもよくありません。

内定と新たな収入を早く欲しがるあまり、自分に合わない職場に決めてしまうなど、転職先に妥協をして、後悔することにもなりかねません。

つまり、現在の仕事と転職活動は、両立させたほうが、経済的にも精神的にも余裕を失わないままに進めることができるのです。

よって、現在の仕事時間の合間を縫って、転職活動と両立させるための時間を捻出すべきなのです。転職との両立を図るのは大変ですが、転職を達成するための数カ月間だけでも、自己管理に徹した特別な転職スケジュールを作成することが重要となります。

いざ転職活動スタート!転職活動中のスケジュール管理について

いざ転職活動スタート!転職活動中のスケジュール管理について

転職活動には、平日夜間や休日の一部を割かなければなりません。よって、現在の仕事もより効率化させ、あらゆる意味で生産性を高める工夫を凝らす必要があるでしょう。そうして仕事時間を圧縮し、転職活動を充実させることができます。その生産性向上のスキルが、次の職場にも生きるでしょう。

インターネットなどの情報収集が便利ですので、つい多用しがちですが、転職活動を成功させるためには、今までの人脈を大切にして、ネットに出ていない求人や関連情報を拾いにいく姿勢が重要です。うまくいけば、人脈を使ったコネクションで、一般応募よりも有利に転職を進められる可能性もあります。

無事に内定が出たら、その後、最低でも1カ月はかけて、現在の仕事の引き継ぎを進めるようにしましょう。

まとめ

弁護士の転職活動は、仕事と並行しながら進めるのが一般的で、一時的にプライベート時間をほとんど採れなくなるかもしれません。かといって、多忙な日々に振り回されて、体調を崩しては何にもなりません。現在の職場にも理解され、協力を得られる円満退職のためにも、信頼関係や休息時間は犠牲にしないようにしましょう。素直に他人に助けを求めたり、転職エージェントを活用できたりすることも、転職成功の可能性を高めます。

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