信頼される弁護士であり続けるために、知っておきたい依頼者の気持ち【コラム】

信頼される弁護士であり続けるために、知っておきたい依頼者の気持ち【コラム】

2017/07/28

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法律事務所で活躍する弁護士が、担当案件で成果を出すために依頼者との信頼関係を構築することも重要なのではないでしょうか。
しかし、一般民事案件の場合、依頼者の多くは法律には疎く、法律業界の常識が通用しない方です。その状況下で、良かれと思ってやったことや業界慣習に則ってやったことが、依頼者には意図した通りに伝わらないケースもあるようです。
今回のコラムでは、委任状にまつわる依頼者と弁護士の感覚の違いが露わになった事例をご紹介します。
依頼者と良好な信頼関係を構築し続けるために、普段の対応を振り返るきっかけにして頂ければ幸いです。

委任状にズラリと並んだ弁護士名は誰のため?

ある法律事務所の弁護士であるAさんが、依頼案件を受任するために委任状を提出したところ、それまで裁判に積極的だった依頼者が署名・押印することをためらったそうです。実際に裁判を行う段階になって、躊躇しているのかと思い、再度説明しようとすると、裁判自体に躊躇しているのではなく、委任状そのものに不自然さを抱いたというのです。

詳しく話を聞いてみると、委任状に事務所所属の弁護士全員(10名)の名前が委任状に列記されていました。弁護士が複数名いる法律事務所であれば、一般的な対応のようですが、その依頼者は、そのことを不自然に感じ、不安な気持ちになってしまったようです。 
依頼者からすると「A弁護士に相談して、納得したから依頼したのに、顔も見たことのない複数の弁護士の名前がなぜ委任状にあるのだろう?」となったようです。

依頼者と良好な信頼関係を構築し続けるために常に変化を

弁護士側の常識・慣習では、依頼者の立場に立てば多くの弁護士の名前を連ねることで安心感を与えるという考え方もあるようです。
しかし、個人情報を重視する昨今の依頼者の感覚は、法律事務所に依頼をしたのではなく、A弁護士に依頼しているという感覚があるのかもしれません。そのような感覚の依頼者からすると、見ず知らずの弁護士の名前が複数記載されている委任状には違和感を覚えるのかもしれません。
 
今回は委任状を例にお話ししましたが、競争が激しくなっている法律事務所の業界で、勝ち残っていくために、常に依頼者側の感覚を理解して、良好な信頼関係を築く取組みが大切なのではないでしょうか。

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