グローバルに活躍したい!国際弁護士資格を取得するには?【コラム】

グローバルに活躍したい!国際弁護士資格を取得するには?【コラム】

2017/12/15

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これから弁護士としてキャリアアップするために、海外の弁護士資格を取得したいと考えている方も多いでしょう。
世間一般で「国際弁護士」という肩書きが用いられることはありますが、世界中で通用する「国際弁護士」という名称の資格はありません。実際には「外国の弁護士資格を持った人」のことを意味しています。
海外の弁護士資格を取得するためには、どのような手順で進めると良いのでしょうか?
今回は、「国際弁護士」として弁護士が活躍する方法をご紹介します。

どこの国の弁護士資格を取得するか?

海外の弁護士資格を取得したい場合、まずはどこの国の弁護士資格を取得するかを決めなければなりません。
もっともポピュラーなのはアメリカですが、アメリカ以外にも、フランスやドイツなどのヨーロッパ、中国、シンガポール、東南アジアなどの各国で資格を取得する道もあります。
たとえばヨーロッパでは、EU内で弁護士資格を相互承認しているので、EU内のどこかの国で弁護士資格を取得すれば、EU全域で弁護士業務を行うことができます。
最近では、中国をはじめとしてアジアとの取引も増えているので、中国との取引に関心がある方は、中国での資格取得も検討する余地があります。
アメリカの弁護士資格を取得するとしても、どこの州で資格をとるのかを決める必要があります。アメリカの弁護士資格は、州ごとの単位となっているためです。

アメリカの場合の弁護士資格取得方法は?

どこの国の弁護士資格を取るのか決めたら、次にその国において、弁護士になる方法を調べましょう。たとえば、アメリカでの資格取得方法は、以下のとおりです。
アメリカでは、ロースクールを卒業してから司法試験(bar exam)を受けて、合格したら弁護士資格が認められます。
そのロースクールには、3年コース(JD)と1年コース(LL.M)があります。日本の法学部卒業生や法科大学院卒業生、弁護士資格を持っている人であれば、1年コースのLL.M.を卒業することで、司法試験受験資格を与えられます。
ただし、細かい要件は州によって異なります。たとえば、カリフォルニア州では、日本の弁護士資格を持っていると学位に関係なく司法試験受験資格が認められるので、非常に受験しやすいです。
合格率は、州によっても異なりますが、日本よりはかなり高いです。ニューヨーク州の場合には、2009年に77.1%、2010年に76.4%でしたが、近年では低下して60%台で推移しています。カリフォルニア州の場合、2009年に56.4%、2010年で54.8%でしたが、近年低下して40%前後となっています。それでも、日本よりは高い合格率です。
なお、制度や方法としては上記のようになりますが、アメリカの司法試験に合格するためには、法的な理解や知識だけではなく、高い英語力も必要であることはいうまでもありません。

国際弁護士資格を日本で活かす方法

海外で弁護士資格を取得したら、日本でその資格を活かせるフィールドは多くあります。資格を取得した国と取引がある企業では非常に重宝されるでしょうから、企業法務に絶大な力を発揮できます。
アメリカの資格ならアメリカとの取引、ヨーロッパ弁護士の資格なら、EU諸国との取引、中国の資格なら中国と取引のある企業に対し、強力なサポートができます。

以上のように、国際弁護士になるとき、いろいろな可能性から選択をすることができます。自分に合ったキャリアアップの方法を探しましょう。

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