偉そうな弁護士は嫌われる?偉そうな弁護士と感じるポイントとは

偉そうな弁護士は嫌われる?偉そうな弁護士と感じるポイントとは

2018/06/25

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弁護士は社会的地位の高い専門職のひとつとして位置づけられています。誰もが就ける職業ではないため、それだけで「偉い」と認識する人も多いでしょう。ただ、「偉そうな態度」をとり、敬遠される弁護士もいます。弁護士のどのような態度が「偉そう」と感じさせるのでしょうか。

現代の弁護士が、偉ぶって振る舞うメリットはゼロ

たとえば、「偉い」「偉くない」を縦軸に、「偉ぶる」「偉ぶらない」を横軸にとって、お互いの順列組み合わせを採った場合、現代の弁護士はどのような態度を取ることが社会的に有用でしょうか。

「『偉くない』から『偉ぶらない』」のは自然で、「『偉い』から『偉ぶる』」のは仕方ないとして、謙虚さが美徳とされる日本において、世間から最も尊敬を集めるのが「『偉い』のに『偉ぶらない』」態度であることは間違いないでしょう。

逆に「『偉くない』のに『偉ぶる』」ことは、自信のなさが態度として表出されている状態といえます。つまり、「『偉くない』から『偉ぶらない』」態度を下回るほど、最も低評価に繋がりかねないのです。

社会的な印象のよさを、便宜上分類するとしたら、以下の通りとなるでしょう。

1位 「『偉い』のに『偉ぶらない』」
2位 「『偉くない』から『偉ぶらない』」
3位 「『偉い』から『偉ぶる』」
4位 「『偉くない』のに『偉ぶる』」

人によって、2位と3位が入れ替わることはありうるとしても、「偉そう」にすることが損であることには違いありません。

また、かつては弁護士にも希少価値があり、特に地方では多少偉ぶっていても、他に依頼する人がいないがために仕事の依頼が舞い込み続けていたでしょう。しかし、弁護士人口が増えるにつれて、偉そうな態度をとっていたり態度を悪くしたりしていると、クライアントはすぐに別の弁護士に鞍替えしてしまうはずです。

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「偉そうな弁護士」というイメージを与えかねない要素とは

<自慢>
自慢は、最もわかりやすい「偉そう」な態度だといえるでしょう。
クライアントの依頼に直結していて、クライアントを安心させるために自らの能力を必要最小限の範囲で誇示することは、問題ありません。
ただ、質問されてもいないのに、脈絡もなく出てくる自慢話や、真偽を検証できない昔の武勇伝などが出てきた場合は、クライアントにとっての印象が悪くなったとしても仕方がありません。コミュニケーションが重要な職務のひとつである法律実務家としては、致命的な振る舞いだといえます。

<最低限のリスペクトがない>
「こんにちは」「はじめまして」など、相談者に対して最初の挨拶すらない弁護士は少なくありません。これでは最初の数秒で依頼人に不安感を与えかねません。
また、前述の「自慢」の裏返しですが、相談者の知識不足を責めたり、間違った行動をしてしまったことを馬鹿にしたりする態度も、もはや専門家失格だといえるでしょう。「だから、さっきも同じこといったでしょ」と、物事の飲みこみがよくない点を相手のせいにしてはいけません。難しい話をわかりやすく説明することも、専門家に要求される必須スキルです。むしろ、弱い立場にある相談者を優しくサポートすることが求められます。
相談者の話を腕組みしながら聞いたり、溜め息をついたり、面倒くさそうにするのも、相談者を不快にさせ、心を開いてもらえなくなります。正確な状況を把握できない限り、トラブルの有効な解決に繋がりませんから、ひいては専門家としての評価も下がります。

<相手によって態度が変わる>
無料相談に来ている人をぞんざいに扱い、有償の委任契約を締結したクライアントに対してのみ丁寧に接しようとする弁護士も、本音レベルでは理解されるかもしれませんが、尊敬されず、本当に困っている人に対して偉そうにしているように思われかねません。
法的トラブルに巻き込まれている人を助けるプロフェッショナルとして、無料相談者に対する期待も裏切らないようにしたいものです。

<言葉の語尾に気をつける>
いくら話の内容が正しくても、語尾が断定口調で厳しいと、受け手は責め立てられているような気がしてきて、話を受け入れられなくなります。せっかく正しいアドバイスをしているにもかかわらず、クライアントを拒絶させてしまうと、いい解決には繋がらなくなってしまうのです。
能力はあるにもかかわらず評判がよくない弁護士に見受けられがちな特徴です。

<相手に平気で行動を指示する>
「○○やっておいてください」「もう一度来てください」など、クライアントの貴重な時間を平気で奪おうとする弁護士の態度も頂けません。
口先で他人にあれこれ指図するより、「まずは率先して自分が動く」という、弁護士の積極的な言動が、クライアントに頼りがいを感じさせて、やがてクライアントも協力的に動いてくれるようになります。
いくらクライアントとはいえ、弁護士の間に主従関係はありません。トラブルをともに解決するパートナーと捉えるべきです。

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まとめ

かつて、弁護士は「三百代言」と蔑まれ、他人の不幸に付け込んで手数料ばかりを毟り取る職業だと位置づけられてきました。現代の弁護士がそれなりに高い社会的地位を得ているのは、信頼回復のために世代を超えて、先人たちが歯を食いしばり、たゆまぬ努力を続けてきたからです。その努力を、現代の弁護士世代で無に帰するようなことがないよう、常に気を引き締めなければなりません。

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