法務部への転職~職務経歴書の自己PR作成のヒント

法務部への転職~職務経歴書の自己PR作成のヒント

2012/12/19

企業法務への転職に際して重要なポイントは、言うまでもなく法的スキル(法律知識・法的分析力等)ですが、もう一つの重要ポイントとしてヒューマンスキルが挙げられます。実際、私が採用側の企業や事務所を訪問させていただくと、人材ニーズとして必ずヒューマンスキルを要求されます。面接においても、ヒューマンスキルは重要な判断基準とされています。

法務部には、さまざまな業務が日々舞い込んできます。
各部署からの日々の法律相談対応、訴訟対応における弁護士との折衝、現場が実現したいと考えている案件に対する法的支援、社内外に対する法的問題への対応等、様々な業務があります。このような業務への対応には、法的スキルに加えてビジネススキル・ヒューマンスキルが必要不可欠です。書類選考通過率を上げるためには、職務経歴書に書く自己PR欄への、ヒューマンスキルのアピールが必須といえます。できるだけ具体的なエピソードも踏まえて書くと良いでしょう。
しかし、当社にカウンセリングにお越しいただいた転職希望者の方の多くは、自己PR欄を活用した自己アピールが乏しいという実情があります。特に、企業内での勤務経験のない弁護士の方は、法務部での仕事のイメージが持てない方も多いこともあり、不足されていることが多いようです。ここをアピールせずに書類選考でNGになってしまっては勿体ないので、ぜひ自己アピール欄を充実させていただければと思います。

では、具体的にどのような内容をアピールすれば 良いのでしょうか?
法務のヒューマンスキルに必要な能力を示すことのできる言葉としては、例えば、以下のようなものが想定されます。

・国語力
・事務処理能力
・分析力
・判断力
・論理力
・説得力
・チェレンジ精神
・行動力
・知的好奇心
・ビジネスセンス
・情報収集力
・感性

上記のような言葉の組み合わせを「コミュニケーション能力」として表現することもありますが、さまざまな意味が含まれていることを理解したうえで、自己PRを書いてみることをおすすめいたします。上記のような言葉から具体的な業務を思い出し整理すること、経験のない方はイメージして書いてみることで、職務経歴書のブラッシュアップを行うことが重要です。作成した職務経歴書を転職コンサルタントに添削してもらい、修正していくことも、企業側のニーズとの齟齬をなくすためには有効です。

また、職務経歴書の作成を通して、ご自分の強みに気付く方も多いようです。転職をすぐに考えていない方も、一度職務経歴書を作成することで、ご自分のキャリアを見直す契機にしてみてはいかがでしょうか?

(文/キャリアコンサルタント) 

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