法律事務所に就職!どんな業務を行うのか?

法律事務所に就職!どんな業務を行うのか?

2019/02/01

法律事務所に就職!どんな業務を行うのか?

法律事務所といえば、弁護士が運営・所属している事業所であることで広く知られています。ただ、「法律事務所に就職」することは、弁護士資格を得なければならないことを必ずしも意味しません。弁護士を補助する業務でも法律事務所からの求人はあるのです。では、どのような補助業務があるのでしょう。

法律事務所で働いている職種

法律事務所に勤務している人々は、弁護士の他にも、弁護士補助スタッフ(法律事務員)がいます。また「パラリーガル」と呼ばれる専門職が所属している事務所もあります。

弁護士であれば、法科大学院(日本版ロースクール)を修了するか、予備試験に合格するかして、司法試験の受験資格を取得した上で、その司法試験に5年以内に合格し、司法修習を修了しなければ、その資格を得ることができません。

弁護士資格を取得するためには、労力的にも経済的にも期間的にも、相当な負担を重ねることが必要で、そう簡単な道のりではありません。中には、このような法曹養成プロセスから途中でドロップアウトしてしまうこともありえます。

それでも、どうしても法律関連の仕事をしたい方の中には、弁護士資格の要らない弁護士補助やパラリーガルとなるべく、法律事務所への就職活動を続ける人もいるのです。

弁護士にしか許されない独占業務は、比較的広範です。

≪弁護士の独占業務≫

  • 裁判所の民事法廷に立つ代理人
    (ただし、訴額140万円以下の場合は司法書士が簡易裁判所の法廷に立つことが可能)
  • 裁判所の刑事法廷に立つ弁護人
  • 報酬を得て、法的トラブルの相手方と、請求や譲歩をめぐって交渉を代行する代理人

一方で、弁護士補助やパラリーガルは、弁護士の独占業務に含まれない分野で、自らの能力やスキルを発揮します。これによって、弁護士の業務をサポートするのです。

それぞれに行う業務とは

法律事務所でそれぞれに行う業務とは

弁護士は法律事務所のメインメンバーです。法律事務所の経営者は弁護士ですし、その経営者弁護士(ボス弁やパートナー)のもとに、勤務弁護士(アソシエイト)が補助的に、あるいは独立的に仕事を進めています。経営者弁護士は、顧問契約による相談業務や、顧客獲得のための営業活動などに専念している場合もありますし、法廷や交渉と言った法的トラブルの現場でベテランとして手腕を発揮していることもあります。

弁護士補助スタッフ(法律事務員)は、法律事務所に勤務しながらも弁護士資格を保有しない職員です。法律知識は不要であり、むしろ、簿記や秘書検定の資格を取得していたり、PC操作スキルなどに秀でていたりするなど、弁護士が不得手としがちな分野をカバーしているほうが、就職に有利です。

弁護士補助スタッフは、弁護士が行わないデスクワークを一手に引き受け、裁判所や官公庁などに提出する書類の原案となる文面(ドラフト)を作成することもあります。また、事務所にかかってくる電話などへの応対や、図書館などでの資料リサーチ、法律相談の受付窓口などで、弁護士業務を下支えし、手分けします。そのことで、弁護士の業務負担を軽減し、本来的業務や独占業務に集中できる環境を整えます。

このほか、弁護士のスケジュール管理や外出先での帯同などの業務を行う弁護士秘書や、法律事務所のお金の流れを管理する経理担当者なども、補助スタッフに含まれます。

パラリーガルは、弁護士資格のない事務職の中でも、法律知識に精通しており、弁護士の右腕として頼りにされることもあります。
パラリーガルも事務スタッフと同様、資料リサーチを担当することもありますが、現行法の条文や裁判所の判例など、より専門性の高い調べ物を行うことを任務としています。

また、弁護士が裁判などで使用した資料、あるいはこれから裁判で提出しようとしている書類などを、しかるべきときに的確に取り出しやすいよう整理するファイリング業務も担当します。法的資料のファイリングも、法的な基礎素養や理解力が身についていなければ務まりません。

それぞれの就職方法からキャリアまで

司法試験合格者で弁護士志望の人々は、司法修習と並行して法律事務所への就職活動を行うのが一般的です。ただ、予備試験経由の司法試験合格者は、司法修習の前段階から「青田買い」される動きもありますので、就職活動が不要な場合があります。

法律事務所でパラリーガルになるためには、まずはJLAA(日本リーガルアシスタント協会)が主催するパラリーガル認定資格講座を受けることをおすすめします。
職務経験がない方でも受けることができ、パラリーガルになるための総合的な知識を身につけることができます。
法律事務所でパラリーガルの経験を積んでいくと、法的思考の応用力が身についてきて、最終的には、パラレルキャリアの可能性が広がります。

事務スタッフも法律事務所で努力していけば、一般企業の社長秘書や広報などのPRに携わったりするほどのスキルを積むことができるかもしれません。

まとめ

法律事務所には弁護士だけでなく、事務スタッフやパラリーガルも協働しています。彼らのスキルがあってこそ、弁護士は日々助けられているのです。法律事務所に依頼や相談が寄せられるのは、弁護士を目当てにしてのことですが、他の職員が幅広く的確にサポートしてこそ、弁護士はクライアントの満足や納得のいく仕事にフォーカスして邁進できるのです。

<参考>
弁護士法人 一新総合法律事務所 「法律事務職員ってどんな仕事をするの??」

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