法曹界の最終関門「二回試験」の合格率推移

法曹界の最終関門「二回試験」の合格率推移

2013/03/01

法曹になるための最終関門である二回試験。正式には「司法修習生考試」と言います。法曹資格を得るための過程において司法試験に続く二回目の試験であることから、通称「二回試験」と呼ばれており、「司法修習生は、少なくとも一年間修習をした後試験に合格したときは、司法修習生の修習を終える。」(裁判所法 第67条の1)の「試験」のことです。司法修習生考試委員会により行われ、司法修習生は、この試験に合格することで司法修習を終了し、判事補、検事、弁護士になる資格を得ることになります。

■過去5年間の二回試験の不合格率
平成20年度の6.1%だったのが、平成24年度では、2.2%になっています。過去5年間の推移をみると、二回試験の不合格率は減少傾向にあるといえます。

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また、不合格者数についても減少傾向にあります。過去5年間でピークであった平成20年度の113人は当時ニュースとなったことを記憶されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
平成24年度にはピーク時より67人減少し、46人になりました。過去5年間でもっとも受かりやすい状況であったといえます。 

二回試験の応試者数・不合格者数の推移20130301.jpg

二回試験の合格率が上がっていることは、司法試験受験生や司法修習生にとって、安心材料の一つになることでしょう。
弊社にカウンセリングにお越しいただく弁護士の方の中で、二回試験に落ちたことがある方については他の弁護士の方と変わらず活躍いただいている方が多いですが、内定先から内定取消しになったりすることもありますので、できる限り二回試験には落ちないようにしていただければ幸いです。

法曹としての本当の困難は、法曹になった後のキャリアをいかに形成し、法曹業界で生き残っていくための強みを獲得する道程にありますので、試験の勉強だけでなく、合格後も継続的な努力が必要な職業であることは間違いないでしょう。

(文/キャリアコンサルタント)

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