法務・弁護士の転職における英語力~TOEIC何点取れば転職で有利になる?!~

法務・弁護士の転職における英語力~TOEIC何点取れば転職で有利になる?!~

2014/02/13

キャリアアップを考える企業法務担当者や弁護士の皆様の中には、転職活動の準備として英語力を意識している方が多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、法務の領域で「どの程度の英語力があれば転職活動に有利なのか」を英語力の客観的指標の一つであるTOEICの点数に焦点を当てて解説します。
※各種データは、弊社データベース内の2014年2月5日時点の関東エリアにおける求人データより引用

リーガル分野で英語力を求める求人動向

弊社に依頼を頂いているリーガル系求人(企業法務部、法律事務所、弁護士事務所)の中で、英語力が求められている求人の比率を調べてみました。

■企業法務求人
20140213企業法務求人.png
(必須:歓迎:不問=19%:41%:40%)

■法律事務所・弁護士事務所
20140213法律事務所・弁護士事務所.png
(必須:歓迎:不問=16%:36%:48%)

企業法務では60%(必須19%)、法律事務所・弁護士事務所では52%(必須16%)が英語力を求めています。意外と英語力不問の求人もあると感じる方もいるのではないでしょうか。
しかし、対象を「500名以上の企業法務」や「100~500名未満の法律事務所・弁護士事務所」に絞ってみると状況が変わってきます。

■企業法務求人(大手)
20140213企業法務求人(大手).png
(必須:歓迎:不問=40%:34%:26%)

■法律事務所・弁護士事務所(大手)
20140213法律事務所・弁護士事務所(大手).png
(必須:歓迎:不問=75%:25%:0%)

企業法務では74%(必須40%)、法律事務所・弁護士事務所では100%(必須75%)が英語力を求めています。
企業法務・法律事務所・弁護士事務所ともに大規模になるにつれて英語力を求める求人が増えていく傾向が見受けられ、特に法律事務所に関してはその傾向が顕著です。
因みに英語力歓迎の求人ではTOEIC600点前後を歓迎としており、500点代でも応募可能です。
一方、英語力必須の求人ではTOEIC750点前後を足切のラインとしている傾向があります。

リーガル人材の英語力

リーガル系求人の多くが英語力を求める一方で、人材側の英語力はどのような傾向があるのでしょうか。弊社に登録中のリーガル人材(企業法務、弁護士、ロースクール生など)の英語力を調べてみました。
まず、英語力が有る方と無い方の割合、また有るとする方の中でTOEIC受験者と未受験者の割合を見てみましょう。

■英語力の有・無
20140213英語力の有・無.png
(有:無=79%:21%)
※英語力初級以上と答えた方を有としています

■英語力「有」の方でTOEIC受験有・無
20140213英語力「有」の方でTOEIC受験有・無.png
(受験者:未受験者=54%:46%)

リーガル人材の79%が、多少なりとも英語力有としているようです。一方、TOEICの受験者は、英語力が有としている方の中で54%に留まりました。
次にTOEIC受験者の点数分布を調べてみると以下の通りです。

■TOEIC受験者の点数分布
20140213TOEIC受験者の点数分布.png

リーガル人材のTOEIC受験済みの方のスコア分布をみると、701点以上~850点以下の層に集中しており、45%の方がこの層でした。なかでも801点以上~850点以下のゾーンが一番多く16%となりました。
2013年12月のTOEIC平均点が583点だった事を考えると、リーガル人材の中で英語力向上に取組んでいる方々は、総じて英語力が高い方が多い事が分かります。

TOEIC何点取れば法務の転職で有利になる?!

TOEICスコアの分布図から、リーガル人材の転職において英語力で優位性を出すには、最低700点台、理想的には800点台を獲得する事が必要となりそうです。法務の転職において英語力をアピールするためにはTOEIC800点以上が一つのラインとなると考えるとなかなかハードルが高いですね。しかし、諦めてはいけません。
リーガル人材全体の中で「英語力有り79%」で、内「TOEIC受験者54%」ということを考えると、全体の中でTOEICを受けている方は43%程度です。英語をこれから勉強する方やTOEIC未受験の方は、英語力必須の求人は難しいとしても、「英語力歓迎」の求人は可能性があります。「英語力歓迎」の求人にチャレンジするために、まずはTOEICの勉強をスタートさせることから初めてみてはいかがでしょうか。

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(文/キャリアアドバイザー)

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