2022年12月23日

法務の転職に求められるスキルを解説!法律知識以上に評価されるポイントは?

管理部門・士業の転職

専門性の高い業務に従事する法務は企業の経営に密接に関わります。
転職先の候補として法務を挙げる方は少なくありませんので、こちらの記事では、 法務の転職の際にライバルから一歩先んじるためのスキルについて詳しく解説いたします。
また、法務の世界で活躍していくために役立つスキルやキャリアパスについてもご紹介していきますので、是非今後の参考にしてみてください。

法務への転職で求められるスキルとは?

法務には法律の知識を活かしたビジネス面へのサポートが求められます。
そのため、法律に関わる課題を解決するための法知識の豊富さが問われるだけでなく、 ビジネスセンスの有無も重要なポイントとして評価されます。
優秀な法務スタッフとして評価されると、経営に深く関わる機会も多くなり、 早期の出世を期待できるため、法務部は企業内の花形部署であるとも言われています。
その一員となるためには、以下に紹介する3つのスキルを備えていると有利に働くことが多くございます。


課題解決能力+提案力

法務の仕事を大きく分けると、法知識を用いて企業利益の増大を図るための攻めの法務、 社内外におけるトラブルの抑止や予防といった守りの法務、の2つがあります。 どちらにも共通するのは、目の前の課題を解決することであり、そのためには説得力のある提案が欠かせません。
課題は与えられるものだけでなく、自ら見つける必要もあるため、いかに積極的な姿勢で業務に取り組めるかが大切です。


法律知識と柔軟性

法律は利害関係者同士の関係および本来得られる利益の範囲を限定するためのものであり、 法知識を豊富に持っているに越したことはありませんが、必ずしも条文に記載されている通りの運用が求められるわけではなく、 状況に応じて柔軟な運用を図る必要があります。
今日のビジネスを取り巻く環境の変化のスピードは早く、法改正のスパンも短くなっているため、 周囲のアドバイスも受け入れながらそのときに応じた適切な判断を繰り返していかなくてはなりません。


語学力

グローバル展開している企業では、社内外の利害関係の調整のために英語をはじめとする外国語の知識が必要となる場面が多く出てきます。
今後もグローバル化が進んでいくだろうことから、語学力はより大きな評価ポイントとなり得るだろうと考えられます。


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法務の転職に役立つ!法務知識をアピールできる資格

法務は専門的な法知識をもとに会社に貢献する職種であるため、法務への転職を目指すのであれば、基礎的な法律の知識は必須です。
法務の経験があれば実績をアピールできるものの、未経験で挑戦する場合にはそうはいきません。
未経験であっても法知識の有無が問われるため、目に見える判断基準として法律に関連する資格の取得が転職成功のための心強い武器となります。
以下に代表的な資格をご紹介していきます。


弁護士

法律に関連する資格のうち、最も難易度の高い資格です。
皆さんもご存知の通り、険しい道のりを乗り越えてやっと取得できる資格であり、転職市場においても非常に高い評価を得られます。
法知識を豊富に持っているので、近年では様々な法的課題に迅速に対応できるよう、 企業内弁護士(インハウスローヤー)を採用する動きも多く見られます。


司法書士

司法書士も難易度の高い資格であり、豊富な専門知識を持っていることを証明できる国家資格のひとつです。
不動産・法人の登記・供託の代理が行えるため、特に不動産業界からは重宝されやすいのが特徴です。


弁理士

弁理士は知的財産の取り扱いに関する専門家であり、知的財産の活用や特許出願およびライセンス契約などの業務に従事します。


行政書士

官公署へ提出する書類や事実証明、権利義務に関する書類の作成および提出などを担当することのできる国家資格です。


知的財産管理技能士

知的財産管理に関する資格であり、知的財産を適切にマネジメントすることで、企業利益の向上への貢献が期待されます。


ビジネス実務法務検定

東京商工会議所が行っている検定であり、法律や法務の業務に関する知識・スキルについて一定レベル以上のものを習得している証となります。


転職する業界によって求められるスキルは変わってくるため、転職先のニーズと自身の持つ資格および知識がマッチングするかどうかが重要です。


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法務でキャリアアップを狙うなら?管理職以外にも複数のキャリアパスを紹介!

専門性の高い法務はキャリアパスの選択肢が豊富です。
以下に、代表的な法務のキャリアパスを3例ご紹介します。


管理職になる

企業にもよりますが、法務として10年ほどのキャリアを重ねていくと管理職への道が開けてきます。
法知識だけでなく、マネジメント能力も重要となる他、経営陣に法的課題を分かりやすく説明するとともに解決策を提案する能力も求められます。


現職よりも大手企業の法務部へ転職する

現職よりも大手企業の法務部に転職してキャリアアップを図ることも法務の代表的なキャリアパスのひとつです。
例えば、グローバル展開している大手企業の法務部に所属することで、国際法務の経験を積むことができます。 これらの業務に従事するためには語学力やその国の法律に関する知識が求められます。


顧問弁護士を目指す

独立して法律事務所を構えたり、既存の法律事務所に勤務したりしながら、特定の企業に縛られることなく、 様々な業種のクライアント企業の法務をサポートする顧問弁護士を目指すのも選択肢のひとつです。


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法務への転職におけるで面接時の注意点は?

法務だけに限らず、どの職種においても、これまでどのようなキャリアを積み重ねてきたのか、 今後についてどのようなキャリアプランを描いているのか、一貫性を持ってわかりやすく伝え、面接担当者を納得させることが大切です。
法務は企業によって業務内容が大きく変わるため、その企業で担当する業務が自分のキャリアプランと合致しているかどうかを確認する必要があり、 事前の企業分析がとても大切です。
その企業が法務部にどのような業務を任せているのか、法務部ではゼネラリストとスペシャリストのどちらが求められているのか、 などの情報を収集し、面接対策を講じます。
面接時の注意点についてもっと知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。

【参考URL】
法務の転職時に気を付けたい面接のポイント


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法務への転職はMS-Japanがおすすめ!

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法務の転職には、求職者のスキルと転職先のニーズのマッチングが重要となるため、 事前の情報収集に力を入れる必要があるものの、自分だけでの情報収集では限界があると感じる場合も少なくありません。
そのような時は法務を含む管理部門に特化した転職エージェントである弊社を利用していただくのがおすすめです。 法務の転職サポート実績を豊富に持っておりますので、専任のキャリアアドバイザーとキャリアプランについてご相談いただけたり、 転職サイトなどには掲載されていない非公開求人のご紹介をしたり、応募書類の添削や面接対策も依頼できるなど、多くのメリットがございます。


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まとめ

法務は専門性の高い職種であり、業務を通じてその専門性を更に高めながら、 マネジメント能力や課題解決能力も含めたビジネスセンスを身に付けていくため、キャリアパスの選択肢も豊富になっていきます。
それらの選択肢から転職によるキャリアアップを成功させるためには、まず自分がどのようなスキルを持っているのかを整理し、 応募を検討している企業が法務にどのような役割を求めているのかを理解し、マッチングするかどうかを計らなくてはなりません。
しかし、法務は管理部門であるため、外から眺めているだけでは知り得ない情報がたくさんあります。 精度の高い情報を効率良く収集したいときには転職エージェントの利用も検討いただければと思います。
転職エージェントはクライアント企業に精通しているため、応募前に知っておきたい情報の提供を受けられる他、 知りたい情報のヒアリングも代行してくれます。
転職に成功するまで手厚いサポートを完全無料で受けられますので、是非この機会に弊社の利用登録を済ませてみてはいかがでしょうか?

管理部門・士業の転職

この記事を監修したキャリアアドバイザー

小島 亜里紗

大学卒業後、ウェディングプランナー、業界大手で求人広告の企画提案営業を経て、MS-Japanへ入社。
企業担当のリクルーティングアドバイザーを経験した後、現在は転職を考えられている方のキャリアアドバイザーとして、若手ポテンシャル層~シニアベテラン層まで多くの方の転職活動のサポートをしています。
人材業界での経験も長くなり、いつまでも誰かの記憶に残る仕事をしていたいと思っています。

経理・財務 ・ 人事・総務 ・ 法務 ・ 経営企画・内部監査 ・ 会計事務所・監査法人 ・ 役員・その他 ・ 公認会計士 ・ 税理士 ・ 弁護士 を専門領域として、これまで数多くのご支援実績がございます。管理部門・士業に特化したMS-Japanだから分かる業界・転職情報を日々更新中です!本記事を通して転職をお考えの方は是非一度ご相談下さい!

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