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弁護士の事務は、大変?ただやりがいも多い!

2018年11月27日

弁護士の事務は、大変?ただやりがいも多い!

弁護士が経営・勤務している法律事務所の事務職は、専門性が高いために別の事務所への転職や、休暇後の復職も比較的しやすく人気があります。しかし、他の事務職に比べて「大変」という声があるのも確かです。どのような点で大変さがあるのでしょうか。

多くの人が弁護士の事務を大変だと思う瞬間とは?

<法律のことを知らないので難しそう>

法律事務所の事務職には、接客や顧客対応、コピーやファイリングなど、一般的な事務スタッフのほかにも、弁護士のスケジュール管理や帯同などを行う秘書や、法律的に必要な書類作成までをこなすパラリーガルも含まれます。
ただ、ある程度深い法律知識が求められるのは、この中ではパラリーガルぐらいです。パラリーガルも司法試験合格レベルの知識までは求められず、法学部で民法や刑法などの基礎知識があれば、十分に対応できます。

一般的な事務スタッフとして加入するのであれば、法律知識までは必要ありません。法律用語の意味は、仕事を進めながら覚えられます。むしろ、PCの操作能力などを鍛えたほうがいいかもしれません。弁護士秘書も、依頼人や相手方代理人などが話している言葉の意味が理解できれば十分で、法律知識は基本的に必要ありません。秘書検定があると評価が高いでしょう。

<ミスが許されないので緊張感がある>

確かに、法律事務所の事務職では、ミスは許されない面があります。ただ、ミスの影響が事務所内にとどまって、事後的にリカバリー可能な場合もあるわけです。一方で、事務ミスが依頼人の不利益に直結する場合もあるのです。法律事務所の過失によって、依頼人が損害を被ったならば、「弁護過誤」で損害賠償や慰謝料の請求がなされるリスクもあります。
とはいえ、一般企業の事務職でも、ミスは禁物です。ただ、ミスの内容によって、部署内のスタッフに迷惑がかかるのにとどまる場合と、社外の取引先や顧客にまで迷惑がかかる場合があります。

ただし、法律事務所の事務職のミスが、依頼人に与えるのは経済的な損失かもしれませんし、取り返しの付かない身体的・社会名誉的な損害にまで発展するおそれもあります。依頼人はただでさえ法律的なトラブルを抱えているわけですから、さらに法律事務所に損害を与えられれば「泣きっ面に蜂」であり、その点は、法律事務所の事務職は、ミスの影響が外部にまで及ぼされないよう、細心の注意を払う必要があります。

<トラブルを抱えた依頼人の精神的ケア>

弁護士を頼る依頼人は、人生でも屈指のピンチを抱えており、精神的に追い詰められていることが多いです。また、担当の弁護士が不在で待たせることも少なくありません。その間に、気持ちを静める声かけをしたり、不満や不服に耳を傾けたりしなければならない場面もありえます。

<物騒な関係者との接触がありうる>

法律事務所は、社会的トラブルを法律的に解決するという立場上、ヤミ金融業者や悪徳商法業者、暴力団などの反社会的勢力との間で、電話や直接の接触がありえます。また、感情的な対立に発展しやすい離婚や相続などの当事者が事務所に乗り込んできてクレームを付けたりする危険性も、わずかながらありえます。
一般的な感覚を持っていれば、法律の専門家にケンカを売ることはないのですが、激高している当事者は、その感覚も失われてしまうかもしれません。

大変だと思う事務にもやりがいがあり!

しかし、法律事務所の事務スタッフは、トラブルを抱えて困っている人を、法律の力で解決していく営みに直接関与できる喜びがあります。特に個人の依頼人は、感激して涙ながらに感謝の言葉を述べてくれることもあるのです。

これは、一般的な事務職にはない、法律事務所スタッフのやり甲斐といえます。

また、法律事務所の事務職は専門性が高いので、転居しても別の法律事務所で採用してもらえる可能性が高くなります。

さらに、法律を扱う職場であるだけに、コンプライアンス(法令遵守)には気を遣っています。違法なサービス残業はまずありえませんし、長期的な育児休暇や介護休暇からの復職もスムーズに進みやすく、理解を示してもらえます。
よって、家庭を持っている女性でも、両立をさせやすい魅力的な仕事として、注目を集めているのです。

弁護士事務がうまくいくスキルやマインドとは

法律事務所の事務スタッフは、一般的な事務スキルを身につけていれば、スムーズに行うことができます。パラリーガルでない限りは、難しい法律理論まで身につける必要はありません。
あとは、依頼人の人生に関わる重要な事務に携わっているというマインド、そして、難解な法律用語に臆することなく、慌てず少しずつ覚えていく前向きなマインドも重要となります。

まとめ

まとめ

法律事務所の事務スタッフは、確かに一般の事務職よりも大変な事情を抱える特殊性があります。しかし、そのぶん専門性が高いので、他の求人を出している法律事務所の職場でも活躍でき、将来のキャリアで潰しが利くメリットがあります。法学部を出ていなくても、臆することなく、求人応募にチャレンジしてみましょう。

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