法務の求人の多い時期は? 弁護士の転職FAQ ~情報収集編3~

法務の求人の多い時期は? 弁護士の転職FAQ ~情報収集編3~

2014/11/26

法務の求人の多い時期は? 弁護士の転職FAQ ~情報収集編3~

法律事務所、事業会社法務部の求人が多い時期、少ない時期というのはあるのでしょうか?

こちらの質問に関しては、(1)経験弁護士 (2)司法修習生 (3)無資格の法科大学院修了生 のそれぞれによって違いがございます。
まず、経験弁護士については、事業会社であっても法律事務所であっても、基本的には通年で採用(欠員補充や案件増加による増員募集)しているケースが多く、特に時期による増減は少ないと考えて頂いて良いかと思います。
次に司法修習生についてですが、法律事務所の場合、大手については司法試験合格発表前から青田買い的に優秀な弁護士を採用しているケースが多く、小規模な事務所は10月くらいから積極的に募集を始めるケースが多いようです。
事業会社の法務部については、小規模な事務所と同じ時期から採用活動を始めることが多く、そこから司法修習の明ける1月くらいまでが求人の多い時期になります。
最後に、弁護士資格のない法科大学院生向けの求人は司法試験発表後の9月~12月にかけてが一番求人が多く、次に司法試験後の5月が求人の多い時期になります。

上記の時期を参考に情報収集し、万全の状態で就職・転職活動に臨んでいただければと思います。

法律事務所・事業会社法務部の選考において重視される点はどのようなことがあるのでしょうか?

選考において重視される点については各企業・法律事務所共にそれぞれ違いがありますが、大手企業/大手法律事務所においては共通する点が複数ございます。

まずは英語力についてです。
2014年2月時点の弊社データベースにおける求人データを参照すると、全体では事業会社法務部では英語力を推奨要件としているのが約60%、そのうち必須要件としているのが19%、法律事務所では英語力を推奨要件としているのが約52%、そのうち必須用件としているのが16%となっております。
特に500名以上の事業会社法務部、100名以上の法律事務所ではこの傾向が顕著で、この規模においては、事業会社法務部では英語力を推奨要件としているのが約74%、そのうち必須要件としているのが40%、法律事務所では英語力を推奨要件としているのは100%、そのうち必須要件としているのが75%となっており、いずれも非常に高い英語力を求めていることが伺えます。
ちなみに英語力必須としている求人ではTOEICスコア750点以上が一つの基準になっているようですので、英語力がある方でTOEICのスコアをお持ちでない方は就職活動前に事前にスコアを取得されることをお勧めします。

その他に重要視される点としては、司法試験の合格順位・受験回数といった点もあります。
大手法律事務所や大手総合商社では合格順位で500番台、受験回数も2回目での合格までとするケースもあるようです。ただし、こういった要件を課してくるのは大手総合商社のような一部の事業会社や企業法務をメインに取り扱っている大手法律事務所以外ではそれほど大きな影響はありません。

最後に、数値化が難しい点ではございますが、社内外の方々とのコミュニケーション能力については、事業会社、法律事務所いずれの採用活動であっても、重視されていると考えて頂いた方が良いかと思います。
普段は明るい性格であるのに、面接だとつい緊張してしまってうまくコミュニケーションが取れなくなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
面接を一種の試験として捉えてしまうと、円滑なコミュニケーションをとるのは難しいと思います。面接では採用・不採用という結果がある以上、試験として捉えてしまうのも致し方ないことかと思いますが、面接官は基本的には候補者の人間性を見たいと考え面接をしていらっしゃいます。
面接対策や企業研究を事前にしっかり行った上で、当日はクライアントとの打ち合わせに行く、くらいの心構えで面接に臨んでいただくとうまくコミュニケーションをとることができるのではないでしょうか。

面接対策については「慣れること」も重要なポイントです。
面接が苦手な方は、複数の選考を通じて場数を踏むことも必要かもしれませんね。応募可能な求人が限られている場合は、当社のような人材紹介会社の面接対策サービス等をうまく利用しながら進めて頂ければ幸いです。

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(文/チーフキャリアアドバイザー 児島憲太)

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